御家人GO!知れば楽しい埼玉県史 おらが町にも真田丸【川島町】 Posted on 2020年6月7日 by eiji ボクがまだ(川島町を)かけ出しだった頃の話です。 たまたま通りかかった交差点の名前に 難読地名クイズにも出題させていただいた、えっと、答え言っちゃいますね しもむじな 東西対抗 埼玉難読地名クイズ! 狢とはタヌキやアナグマのことを言うのだそうです。 まあタヌキくらいなら今もたくさん居るでしょうし、タヌキを村の名前にしてしまうセンスはさて置き、素直に「タヌキが居たんだなあ」と受け取りました。 そのとなりに 曲師(まげし) 何かを曲げる職業の人たちが住んでいたのでしょうね。ただただフツーにそう感じました。 そして曲師のとなりに 上大屋敷 大きなお屋敷があったのでしょう。そう受け取る以外にどう受け取れというのでしょうか。 さらに 釘無橋 昔の景色を連想させる地名が並びますね。なるほどなるほど。お屋敷に架かる橋には釘が使われていなかったということですね。 いつの時代なのかまでは想像出来ませんが、この場所に大きなお屋敷があり、曲師と呼ばれる技能集団の存在があり、タヌキがいた。 … Continue readingおらが町にも真田丸【川島町】
御家人GO!知れば楽しい埼玉県史 美尾屋十郎と憎いあんちきしょう【川島町】 Posted on 2020年5月20日 by eiji 早速ですが今回は、川島町の広徳寺より、この地を開発、そしてこの地より平家物語の世界に参じていった 美尾屋十郎(みおのやじゅうろう) について見ていきたいと思います! 海のない県は8つもあるのに、埼玉県だけが「海なし県」とバカにされるきっかけを作りやがったあの野郎に一人で立ち向かった美尾谷十郎とはどんな男だったのか。広徳寺の案内板を忠実に追っていきますので、どうぞ! 最後までお付き合いくださいませっ 美尾の屋十郎しころびき メジャーなエピソードなのでご存じの方も多いと思うのですが、平家物語ですので今回もこの方に詳しく解説をお願いしたいと思いますっ では参る(べべんっ) あまりのおもしろさに感にたへずやおもひけむ船の中より年の齢五十ばかりなる男〜 冒頭がいきなり50のおっさん… すいません琵琶さん、現代風の言葉で前置きから話をしていただいてもよろしいですか? 場面は源平合戦ファイナルステージの2戦目 屋島の戦いじゃ 2戦目の屋島は平家にとってとても重要な戦いであった 贔屓のプロ野球チームのある者なら分かるであろうが、初戦と2戦目を落としてしまったら、3戦目のその日は朝から3タテの恐怖にガクブルじゃな? つまり屋島は、初戦を落とした平家にとって負ければ後がない背水の戦いだったのじゃ ところが天才義経、陸から現る(べべんっ) 源氏は海から攻めて来る、平家はそう思っていたのじゃな。ところが義経率いる源氏の軍は陸路を使い背後から襲い掛かってきた あわてた平家の軍は船に飛び乗り海へと逃げた。その結果、屋島の戦いといえばこの絵、よく見るこちらの構図になったのじゃ … Continue reading美尾屋十郎と憎いあんちきしょう【川島町】