蒲どのの愛した桜【北本市/吉見町】
Posted on by eiji
つまらぬ小石に躓かぬよう、日々、下を向いて暮らすことを心がけているのですが、春のいち時期だけはどうしても顔が上を向いてしまいますね
どうしてボクたち日本人は、こんなにも桜が好きなのでしょうか
特に今年はタイミングよく上尾方面に用事が出来たことで、初めて咲いている蒲ザクラを愛でることが出来ました
一度で良いので咲いている姿を拝んでおきたいと思ってたんですよね。蒲どのと呼ばれた方が、どんな気持ちでこの桜を見上げたのか…
え? 人なの???
ええ人ですね。カバだと思っている方も多そうですけどカバな訳ないですよね。荒川にカバがいたら大事件ですよねwww
蒲どの、または蒲冠者(かばのかじゃ)とは、今の静岡県浜松市で生まれたとある高貴な方のことを言います。土地勘がないのでよく分かりませんが、蒲小学校というのを見つけたので多分この辺だろうと思います
浜松に生まれたとある高貴なお方は、いろいろあって(平治の乱)蒲地区に居にくくなったのでしょう。はるばる埼玉県吉見町までやってきて、この地で成人しました
そして、運命の治承4年
源頼朝が挙兵を決意すると、吉見町にお住いのとある高貴なお方も立ち上がります
その、とある高貴なお方とは
源頼朝の弟
日本史にその名を残す名将であることに違いはありませんが、よっつね(義経)が目立ちすぎたせいで若干影の薄い存在なのかもしれませんね
そんな高貴なお方である範頼がナゼ吉見町に引っ越してきたのか、ちょっと不思議ですよね。こんなことを言ったら怒られちゃいますが、もうちょっと都会でも良かったんじゃないの、と
いえいえいえ。この頃の吉見町一帯は結構な都会だった気がするんですね。それは神社や郷の数から想像出来たりするのですが、その話は長くなるのでまたの機会にして
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