御家人GO!知れば楽しい埼玉県史 逃亡【飯能戦争⑯】 Posted on 2021年5月30日 by eiji 高麗川に辿り着いた振武軍の「落武者」100名余りを待ち受けていたのは、左岸に配置された、官軍の銃隊400でした。 放て!! この攻撃がどれほどの時間続いたのか、また、この攻撃でいったい何名の振武軍隊士が討ち取られたのかについては記録が無いため何も分かりません。 しかし気が付けば喜作と新五郎はわずか6名という人数で横手の山を彷徨い歩いていました。 重兵衛!! どうなされた、撃たれたか! 姿が見えねえから心配して来てみりゃこのザマだっ 重兵衛! 重兵衛! 可哀想だが、こと切れておるな… 大人しく村にいりゃこんなことにはならなかったべな! 重兵衛さ! そなたら、近くの村の者か へえ、横手村の延次郎と平五郎と申しやす そうか! ならばこんな時に申し訳ないのだが、我らは官賊どもに追われる身なのだ、どこかに匿ってはくれぬかっ ちょちょ、ちょっと待ってくれ!… Continue reading逃亡【飯能戦争⑯】
御家人GO!知れば楽しい埼玉県史 スケベな万葉歌碑に自分のルーツを見る【日高市/飯能市】 Posted on 2019年11月20日 by eiji 新元号の出典元となったことで注目の集まった日本最古の歌本、万葉集。 これは良い機会、今こそしっかり読んでおくべき古典だ そう思い立った方も、私も含めて多いのかな〜と思うのですが ええ、読んでないですよねwww なので 埼玉には万葉集に歌われた場所がちょこちょことありますので、今回は飯能日高のそちらを紹介して、少しだけでも読んだ気になっておくべかなーと思います ひとつ目は飯能市、駿河台大学の斜め前、阿須運動公園にあるコチラ 漢文だと何と書いてあるのかニュアンスすらも読み取れませんね。現代語訳的なものも刻んでありますが 阿須の上に 駒を繋ぎて危ほかと 人妻児ろを 息にわがする(あずのうえにこまをつなぎてあやほかとひとづまころをいきにわがする) いまいち場面というか映像が浮かんできません。ただ、人妻??? 息??? ちょっとスケベな感情を詠んでいるのは分かりますよね。実に興味深いです、案内板を見てみましょう! 読めんがな! 薄くて! 仕方がありませんので個人的な解釈で説明していきたいと思います あずというのは崩れた崖のことです。その崩れた崖にお馬さんをつないだらとても危ない つまりこんな感じ 飯能市民球場の崖の上に馬を繋いだらとても危ない。それと同じくらい、人妻を好きになるのは危険なこと。それは分かっちゃいるけど彼女を見ているとハアハアしちゃう … Continue readingスケベな万葉歌碑に自分のルーツを見る【日高市/飯能市】